1.動詞の語順
動詞に関する語順です。
1. 主語+動詞
你去吗?-我去。 (行く?-行くよ。)
例文は、既に行く場所が決まっており、相手に行くかどうか確認するときの文です。
最も基本的な何の飾りもない文章です。
2. 主語+動詞+目的語
我去学校。(私は学校へ行く。 )
我吃饭。(私はご飯を食べる。)
小王看书。 (王君は本を読む。)
3. 主語+「把」+目的語+動詞+その他成分
我把作业交给老师。 (私は宿題を先生に提出します。)
動詞の後ろにその他成分(補語など)が付く場合、目的語は把を用いて動詞の前に出されます。
4. 主語+能愿動詞+動詞+目的語
我想见她。(私は彼女に会いたい。)
他不会说中文。 (彼は中国語を話せない。)
5. 主語+能愿動詞+「把」+目的語+動詞+その他成分
我要把这台电脑带回去。 (私はこのパソコンを持って帰らないといけない。)
把を使って目的語を動詞の前に出した場合、能愿動詞は動詞の前ではなく、把の前に置きます。
HSKでは必ずといっていいほどこの問題がでます。能愿動詞をどこへ置くか、把をどこへ置くかを問う問題は頻出です。
2.「是」の語順
是に関する語順です。
6. 主語+「是」+目的語
我是学生。 (私は学生です。)
他是我的朋友。 (彼は私の友達です。)
主語の身分などを説明します。主語=目的語が成り立ちます。
7. 主語+「是」+「在」+場所+動詞+「的」
我是在河南出生的。 (私は河南出身です。)
她是在AA公司上班的。 (彼女はAA会社で働いています。)
特に場所を強調する際に、是と的で「在+場所+動詞」を挟みます。
8. 主語+「是」+時点+動詞+「的」
我是1986年出生的。 (私は1986年生まれです。)
他是三年前考上大学的。 (彼は三年前に大学に合格しました。)
特に時点を強調する際に、是と的で「時点+動詞」を挟みます。文章の内容は過去の事象になります。
3.形容詞の語順
形容詞に関する語順です。
9. 主語+「很」+形容詞
我很高兴。 (私は嬉しい。)
她很漂亮。 (彼女は綺麗だ。)
这个东西很便宜。 (これは安い。)
形容詞を単独で用いる場合は形容詞の前に很を付けます。
10. 形容詞+「的」=名詞句
男的 / 女的 / 冷的 / 急的 / (男の人 / 女の人 / 冷えたもの / 急ぎのこと)
「~なこと・もの・人」という意味です。全体で名詞句になります。
11. 形容詞+「的」+名詞=名詞句
很多学生 (多くの学生)
貧困地区 (貧困地区)
恰当的答案 (適切な答え)
美丽的風景 (美しい景色)
名詞を形容詞で修飾する場合の語順です。全体で名詞句になります。的は省略される場合があります。
12. 主語+「 」+形容詞+「 」
这部电影挺好看的。 (この映画はとても面白い。)
蛮好的! (すごく良い!)
房间太小了。 (部屋が小さすぎる。)
很を使わず、主に形容詞を強調する場合、形容詞の前後をある単語で挟みます。
主語は省略できます。
代表的なものに「挺+形容詞+的」:とても~だ、「蛮+形容詞+的」:とても~だ、「太+形容詞+了」:~すぎる、「够+形容詞+的」:あまりに~だ、などがあります。
4.時制に関わる語順
時間を表す表現の語順です。
13. (時点)+主語+(時点)+動詞/「是」+目的語
明天我去学校。 (私は明日学校へ行きます。)
我明天去学校。 (私は明日学校へ行きます。)
14. 主語+動詞+「过 / 了」+回数+目的語
我去过三次上海。 (私は上海へ三回行ったことがあります。)
動詞の後ろに「过 / 了」を置き、その後ろに回数を置きます。目的語は回数の後ろに置きましょう。
15. 主語+動詞+「过 / 了」+目的語+回数
我问了他两次。 (私は彼に二回聞きました。)
14と同じですが、目的語が代詞となる場合は、目的語を前に、その後ろに回数を言います。
16. 主語+動詞+「过 / 了」+時量
我学过三年。 (私は三年間学んだことがあります。)
她看了两个小时。 (彼女は二時間見ました。)
「どのくらいの期間何々をした」というとき、動詞の後ろに「过 / 了」を置き、その後ろに時量を置きます。
17. 主語+動詞+「过 / 了」+時量+「的」+目的語
我学过三年的太极拳。 (私は太極拳を三年間学んだことがあります。)
她看了两个小时的电视。 (彼女はテレビを二時間見ました。)
語順16で目的語をとる場合、時量の後ろに的を置き、それから目的語を置きます。この的は省略することもできます。
18. 主語+動詞+目的語+動詞+「过 / 了」+時量
我学太极拳学过三年。 (私は太極拳を三年間学んだことがあります。)
她看电视看了两个小时。 (彼女はテレビを二時間見ました。)
語順17と全く同じ意味です。動詞の直後に目的語を置く場合は、後ろに重複して動詞を置きます。
19. 主語+動詞+「了」+時量+「了」
我学了三年了。 (私は学んで三年になります(今も学んでいる)。)
她看了两个小时了。 (彼女は見て二時間になります(今も見ている)。)
動詞の直後、及び文末に了が付くと、動作が継続して現在も行われていることを表します。
20. 主語+動詞+目的語+動詞+「了」+時量+「了」
我学中文学了五年了。 (私は中国語を学んで五年になります(今も学んでいる)。)
她看电视看了两个小时了。 (彼女はテレビを見て二時間になります(今も見ている)。)
語順19で目的語を取る場合、このようになります。なお、「我学了五年的中文了。」とはあまり言わないようです。