| 形式 | 構造 |
| 肯定形 | 動詞 / 形容詞+得+程度補語 |
| 否定形 | 動詞 / 形容詞+得+不+程度補語 |
| 疑問形1 | 動詞 / 形容詞+得+程度補語+吗? |
| 疑問形2 | 動詞 / 形容詞+得+程度補語+不+程度補語? |
程度補語は、動詞の動作もしくは形容詞の度合いがどの程度であるかを説明します。 基本的な構造は、動詞(形容詞)の後ろに得があり、その後ろに程度補語が来て動詞(形容詞)の程度を補足説明します。 例えば「彼はバドミントンがうまい。」というときに、「他打羽毛球打得很好。」といいます。 動詞は打で、その打の程度を得の後ろで好と説明しています。 否定文で「彼はバドミントンが下手」というときは、「他打羽毛球打得不好。」です。
目的語の位置ですが、文法規則的には動詞の後ろですので「他打羽毛球得很好。」といってしまいそうですが、これは間違いです。 程度補語は動詞の直後で、間に目的語を挟みません。 いったん前で他打羽毛球といっておいて後ろに打得很好を加えるのが正しい語順です。
程度補語の基本は「A得B」で「Aの度合いがB」」です。 例文1と2はその典型で、例文1は「走ることが速い」、例文2は「話すことが流暢だ」という意味です。 例文3は「疲れた度合いが命に関わるほどだ」というのが元の意味です。 例文4は否定形です。「我写字写得不漂亮。」としても同じで、前方の動詞・写は省略可能です。 例文5のように、疑問文は程度補語の部分を反復疑問文にします。 「她唱得好吗?」とただ吗を加えるだけでもOKです。
程度補語の例外的用法として、得を省略するものがあります。 「形容詞+死了」(例文6)と「形容詞+极了」の2つがこれに当たります。
「~死了」は主に形容詞を強調するために使います。 「~で死にそう」という意味で、若い女性が多用します。 夏の暑い日などには、「热死了!闷死了!(チョー熱い!蒸し暑い!)」と言っているのがよく聞こえてきます。 中国語の表現には日本語ほど男女差がありませんので、実際は男性が使っても問題ありません。 中国人の会話の中で最も聞く回数の多い表現ですので、必ず覚えてください。 (ただ、年配の方々にはあまり好かれない言葉です。フォーマルな場所でも使われることはありません。)
「~极了」は主に良い意味を表す形容詞を強調するために使います。 「高兴极了!」であれば「嬉しくてたまらない」という意味です。 あまり多く使われることはありませんが、覚えておくと良いでしょう。
動詞および形容詞と程度補語の組み合わせを挙げます。
以上で程度補語の解説を終わりにします。