試験区分は3つあります。「HSK基礎」と「HSK初中等」と「HSK高級」の3つです。 中国語検定は級ごとに1つの試験がありますが、HSKはこの3つの試験区分から一つを選んで受験し、獲得点数に応じて級数が与えられます。
「HSK基礎」「HSK初中等」「HSK高級」はそれぞれ日程・試験問題が異なります。 「HSK基礎」を受けた場合、獲得点数に応じて1~3級をとれます。 「HSK初中等」を受けた場合、獲得点数に応じて3~8級をとれます。 「HSK高級」を受けた場合、獲得点数に応じて9~11級をとれます。 級は数字が大きいほど中国語レベルが高いことを表します。
中国に1年間留学して8級が取れれば、一生懸命勉強したといえるレベルです。 それでは次から、級と中国語レベルの関係を詳しく見ていきましょう。
HSKのどの級数がどれほどの中国語レベルにあたるかよく分からない人も多いでしょう。 私も最初のうちはよく分かりませんでした。 さらに、級ともう一つ「証書」というものもくっついてくるため、ますます分かりにくくなります。
これを一気に言われると混乱してしまいますね。
一般的に、中国国内でも日本国内でも、HSKはどのレベル?といった場合、 数字の級数で実力を表します。 数字の級数がどの程度であるかが就職活動などで問われるところです。 まずは級数と中国語能力の関係を表にして整理したので、ご覧ください。
| 試験区分 | 等級 | 中国語レベル | 受領可能な証書 |
| 基礎 | 1級 | 低レベルの基礎中国語能力 | 漢語基礎水平C級証書 |
| 2級 | 中レベルの基礎中国語能力 | 漢語基礎水平B級証書 | |
| 3級 | 高レベルの基礎中国語能力 | 漢語基礎水平A級証書 | |
| 初中等 | 3級 | 低レベルの初級中国語能力 | 漢語初等水平C級証書 |
| 4級 | 中レベルの初級中国語能力 | 漢語初等水平B級証書 | |
| 5級 | 高レベルの初級中国語能力 | 漢語初等水平A級証書 | |
| 6級 | 低レベルの中級中国語能力 | 漢語中等水平C級証書 | |
| 7級 | 中レベルの中級中国語能力 | 漢語中等水平B級証書 | |
| 8級 | 高レベルの中級中国語能力 | 漢語中等水平A級証書 | |
| 高級 | 9級 | 低レベルの上級中国語能力 | 漢語高等水平C級証書 |
| 10級 | 中レベルの上級中国語能力 | 漢語高等水平B級証書 | |
| 11級 | 高レベルの上級中国語能力 | 漢語高等水平A級証書 |
試験終了後約2ヶ月後に「成績単」と「証書」がもらえます。 もらって初めて分かることですが、実は数字の級数がどこにも書いてありません。 「成績単」に書いてあるのは獲得点数、 「証書」に書いてあるのは上記の「~水平~級」(級はアルファベット)です。 ではどこで数字の級数が分かるかというと、「証書」の「~水平~級」に基づいて上記を参照に級が分かります。 その他、獲得点数から級を知ることもできます。
表を見れば分かるように、基礎水平証書A級も初級水平証書C級も同じ3級ということになります。
なんのためにHSK試験なんか受けるの?ということがハッキリしていないと、受けても意味がありませんね。 日本ではやはり中国語検定のほうが浸透しているようですが、HSK試験も次第に広まりつつあります。 次に、HSKの結果がどのように役に立つか見てみましょう。
以下、順番に見ていきましょう。
次に獲得点数と受領できる証書の関係をさらに詳しく解説します。