第三話と第四話では『孫子兵法』の軍争篇を見てみましょう。 武田信玄が風林火山の旗印を掲げていたことは有名ですが、この風林火山という語は、『孫子兵法』から抜粋されたものです。
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孙子曰:凡用兵之法,将受命于君,合军聚众,交和而舍,莫难于军争。
军争之难者,以迂为直,以患为利。
故迂其途而诱之以利,后人发,先人至,此知迂直之计者也。
故军争为利,军争为危。
举军而争利则不及,委军而争利则辎重捐。
是故卷甲而趋,日夜不处,倍道兼行,百里而争利,则擒三将军,
劲者先,疲者后,其法十一而至;五十里而争利,则蹶上将军,其法半至;
三十里而争利,则三分之二至。
是故军无辎重则亡,无粮食则亡,无委积则亡。
故不知诸侯之谋者,不能预交;不知山林、险阻、沮泽之形者,不能行军;
不用乡导者,不能得地利。故兵以诈立,以利动,以分合为变者也。
故其疾如风,其徐如林,侵掠如火,不动如山,难知如阴,动如雷震。
掠乡分众,廓地分利,悬权而动。先知迂直之计者胜,此军争之法也。
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| 拼音: 訳文: |
風林火山でよく知られる『孫子兵法』の一節です。
兵を用いる、すなわち戦争中に軍を動かすときにいちばん難しいのは「軍争」であると言います。 この「軍争」というのは「得失を見極め、機を制して行動すること」です。 ただ単に全軍で突っ込んでいってもダメだし、一部のものだけが先走ってもダメ。 地形を調べもせずに進むことは無謀であるともいいます。
状況をじっくりと分析し、得失を見極めて適切な判断を下せる者が真の勝者となりえるのだと孫子は言っています。